FAQ

Q

呉羽梨ってどんな品種がありますか?

A
「呉羽梨」というと「幸水」を想像される方々が多いと思います。「呉羽梨」は「富山県の梨の産地(呉羽)で栽培・販売されるブランド名となっています。 また、「梨の時期」=「幸水が食べられる時期」と解釈される傾向があるようです。幸水は「甘く酸味が少ない」品種。幸水の次は豊水ですが、幸水と比較すると、「甘味は強いが酸味がある」ことで敬遠されることも。豊水より少し遅れて出てくる「あきづき」は幸水に似ているので近年は人気が上昇しています。 スーパーや直売所には時期・旬にあった梨が陳列されています。梨暦は「幸水→豊水→あきづき→新高・・」と続いていきます。
Q

呉羽梨は他県の梨と違うのですか?

A
「梨の・・あの品種の味・・は県内産も県外産も同じ」という訳でも無いようです。 自然の幸が豊かな富山県の場合、県外産の幸水よりも県内産の幸水・呉羽梨に人気が集中していると思われます。 当園で梨を購入されるお客様にお聞きすると、「みずみずしさ・ジューシーさ」が違うようです。富山県に所縁(ゆかり)のある、富山県に行ったことがある、富山県に昔住んでいたことがある、等々のお客様は地元・県外の梨を買わずに富山県産の呉羽梨を好んで食されます。 私・当園は梨を販売する側であり、他の梨・県外産と比較する機会は少ないのですが、梨好きなお客様は梨を購入される側のご感想なので、富山県外にお住みの方は一度呉羽梨を食べてみるのも良いかもしれませんね。
Q

梨のおいしさって?

A
「梨のおいしさ」を当園の呉羽梨直売所に来店されるお客様へ説明するとき、私自身は梨の生産・販売をしているのですが、ある種の難しさがあります。「おいしいよ」と一言で片づけられないと思っています。なので、当園・呉羽梨直売所でご購入されたお客様から感想をお聞きして、これを参考にさせて頂いております。 梨は「糖度」だけで語るのではなく「新鮮さ」や「果汁の量」、「旨さ」、「硬さ」、「酸味」などの基準があるようです。店頭で「甘い?」と質問されるのですが、その奥にはたくさんの判断基準があると知ってとても驚きました。対面販売では様々な角度からの説明が必要と改めて感じました。
Q

梨の保管はどうされていますか?

A
袋入り梨をもらった、箱入り梨が送られてきた等々、梨のシーズンになると数多くの梨と遭遇する機会が増えてきます。 家族構成にもよるのですが、すぐに全部食べ切れないので冷蔵庫に保管することもあると思います。梨の袋ごと野菜室に入れたり、そのまま冷蔵庫に並べてみたり・・と。 当園でオススメしているのはひとつひとつの梨にラップをかけて冷蔵庫に保管する方法。冷蔵庫に入れることで梨の呼吸・劣化が抑えられ、ラップをかけることで実の水分の蒸発を防ぐことができると思います。あと、ラップは透明なので梨肌が見れることで、梨の変化・傷み具合が分かり、傷む前に食べられます。
Q

呉羽梨・幸水よりも前に食べられる梨は?

A
「梨の時期」=「幸水が販売される時期」と、幸水の販売期間を基準に考える傾向があると思います。 当園では幸水の収穫・販売される前になる「長寿(甘ひびきの親品種)」や「なつしずく」を栽培しています。品種によって旬となる美味しい時期があるので、随時お客様へご案内させて頂いております。 当園での梨の販売開始は「幸水」よりも早く収穫できる「長寿」や「なつしずく」になっています。 また、当園では全国区で「美味しい」と評判のある品種を現在育成中です。お楽しみに♪
Q

呉羽梨・幸水の美味しい時期は?

A
お客様ひとりひとりの基準によって異なってきます。当園でご購入されるお客様の場合、昨年の同一時期と本年を比較される方が多くいらっしゃいます。2022年の場合、昨年より花の満開が約1週間遅れているので、単純に「昨年の同日」で比較する場合は注意が必要です。 呉羽梨・幸水の場合、例年だと8月第4週~5週にかけてが最盛期・一番美味しい時期になると思われます。 目安として梨の花の満開後から数えて約110日で実が獲れ始めます。ですが、梅雨明けの時期や高温乾燥の天気が続く等々の天候によって短くなることもあるので、事前に問い合わせて頂きますようお願い致します。
Q

呉羽梨・幸水の甘さが違う?

A
幸水の場合、品種としての基本的な「甘さや旨さ」があります。当園でご購入されるお客様の話によると、スーパーや直売所、梨園では味が違うとのことです。 ①収穫する時期の違い。出荷用(スーパー等で陳列)と小売り用(直売所や梨園)に分けている。 ②肥料の違い ③樹勢による梨の熟する時期の違い ④梨の葉っぱへの太陽光の当たり具合(光合成) 等々があり、これらが購入場所による「幸水の微妙な味の違い」になっていると思われます。
Q

梨を食べるときに気をつけることは?

A
「気をつける」というほど大げさではないのですが・・梨を食べる時の「食べる順番や食べ合わせ」となります。一般的に梨の糖度は品種や収穫する時期(特に旬)によって異なります。 当園でご購入されるお客様とのお話の中で・・ ・最初に旬の長寿を食べて次に出始めの幸水を食べると、幸水の甘さに弱さを感じる。 ・最初に旬の甘酸っぱい新水を食べて次に旬な幸水を食べると、幸水の甘さに弱さを感じる。 これらは「幸水が甘くない」のではなく、他の品種などによって「幸水の甘さを打ち消される」のが原因だと思われます。 したがって、違う品種の梨を同時に食べるときは気をつけてくださいね。
Q

同じ住所に同時に2箱送るときは?

A
同じご住所に2箱同時に発送する場合、送料が2倍になる?と心配になることもあります。そこで、2箱をヒモで硬く縛って1箱分とすることもできます。 例えば、5kgの箱を別々に発送するよりも、5kgの箱をヒモで縛って10kgとする方法です。3kgの箱も同じ方法が取れます。 ですが、10kgの箱の場合は同じ方法はとれませんのでご注意ください。 ただし、ネット決済の場合は適用されないので、この場合は梨園へ直接連絡・購入することが必要となります。